■01包茎とは?
■包茎とは?
器官の発生過程において、亀頭と包皮は表皮が繋がっており、発育と共に亀頭と包皮は分離する。
分離がすべて終わって、包皮を反転し亀頭を全露出することが可能になる時期は、誕生期から思春期の終わりまで、個体によって非常に大きな差がある。
ヒトにおいて統計的には、半数が約10歳までに包皮を反転可能になり、残り半数は思春期の終わりまでに反転可能になることが知られている。
ヒト成人の亀頭を包む包皮が、勃起時に容易に亀頭の根元まで反転できない場合を包茎 (phimosis・特に真性包茎とも) と言う。
それ自体は病気ではなく、感染症による亀頭と包皮の癒着や、無理な力で反転された包皮の傷跡の硬化などによる、一種の後遺症と考えられている。
ただし動物(哺乳類)の多くでは、亀頭部分を保護する目的から、包茎ないし表皮の下に埋もれている事が常態で、勃起時にのみ突出する。
シロナガスクジラの陰茎は最大で約3mの長さを持つが、これは通常の遊泳時にはS字型に表皮下に収納されており、外部に露出していない。
このため性器の問題として「包茎」という場合には、主にヒト陰茎の状態を指し、それ以外の動物生殖器に関しては、余り意識して同語は用いられない。
このヒト陰茎に於いて手で容易に剥いたり戻したり出来る場合は仮性包茎といい、日本の成人では60%程度が同種の状態であるといわれている。
性交するという機能面では問題とまではされないものの、不潔だとするイメージも聞かれ、当人の劣等感の元となるケースが見られる。
成人の包茎(真性包茎)人口割合は約1%から2%と推定されている。
どちらも基本的に勃起の妨げに成らないのであれば機能上に於いて問題無い(女性を妊娠させる事が可能)と言えるが、真性包茎の極端なケースでは、亀頭との癒着部分や先端部が無理に伸ばされる事によって、勃起時に激しく痛みを訴える人もいる。
■02仮性包茎
■仮性包茎
包茎ではない正常な陰茎でも非勃起時にはふつう包皮に覆われるが、これは包茎とは別のもので、仮性包茎と呼ばれる。
「仮性」は医学で使われる言葉で、ある病気・症状に似ているが起因が別であるものに付けられ、一方の真性は真症のものに付けられる言葉である。
機能的には全く問題が無いことから、泌尿器科医の石川英二によれば日本以外では「仮性包茎」という認識自体が存在していないという。
しかし、現時点で日本国内においてこの認識は浸透しているといいがたい。
「仮性」 「真性」という言葉の語感からか、むしろ「仮性包茎は真性包茎と同じく異常だが、 日常生活の上では問題がない程度の病状」という誤った認識が半ば常識化しているという現状がある。
こうした現状を包茎手術を行う医療機関が煽っているという指摘も ある。
なお、仮性包茎の男性は性交の場において女性から侮蔑されるとの俗説がある。
そのためか、「包茎」は相手の男性を女性経験に乏しいものと決め付ける罵倒語として使われることがある。
しかし、女性によっては「可愛い」と思われたりすることもある。
多くの場合女性は拘らないようだ。
■03真性包茎
■真性包茎
真性包茎とは平常時・勃起時にかかわらず、亀頭部が皮をかぶったままの状態のことをいいい、自分の手でも剥くことはできない包茎。
真性包茎の原因は包皮の開口部が小さいために皮と亀頭の一部が癒着していることが原因真性包茎では亀頭部が不潔になりやすく亀頭包皮炎、男性不妊などの原因になる。
真性包茎の治療は手術を行う。
軽度の真性包茎なら手術による包皮の切除を行いわない治療方法で矯正することで真性包茎を治すことが可能な場合もある。
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